はじめに
皆さんオフィスで働いていると、「冷房が直撃して寒い!」という問題に直面したことはありませんか?特に女性にとっては、夏の職場あるあるではないでしょうか。
気温が高い日は快適に過ごすために重要なエアコンですが、肩・首・腕等に冷風が直接当たると不快に感じますよね。
そこで今回は、「冷房の風が直接当たって寒い」問題について対策を解説します。
1.冷房の風が直撃することによる影響
冷房の風が直撃すると、健康に様々な影響を及ぼすことがあります。
最も一般的な影響としては、体の一部が冷えすぎることによる冷え症状が挙げられます。
これにより、筋肉のこりや関節の痛みを引き起こすことがあります。
また、長時間冷房の風に当たり続けると、体温調節機能が乱れ、風邪を引きやすくなることもあります。さらに、直接顔に当たると、目や鼻の乾燥を引き起こし、目の疲れや鼻炎の原因になることもあります。
2.オフィスで冷房の風を直撃させないための対策
2-1.冷房の設定方法
オフィスで冷房の風が直撃するのを防ぐためには、エアコンの風向きがポイントです。
冷たい空気は重く、下に流れる性質があります。
冷房の場合は、風向きを上向き(水平)に設定することで、部屋全体に均等に広がりやすくなります。
エアコンの設定温度は25~28度程度、風量は中程度に設定しましょう。
2-2.風除けカバーを取り付ける
風向き調整だけではどうしても風が当たってしまう場合などにおすすめなのが、エアコンの吹き出し口に取り付けることができる風除けカバーです。
風が直接当たるのを防ぐだけでなく、「ここは寒い」「ここは暑い」等の温度ムラも軽減します。
インターネットや家電量販店で購入できますよ。
エアコン風除けには、ウイング型(カバータイプ)とプロペラ型(ファンタイプ)があります。
また、取付の方法も、お手軽な両面テープを使用して貼り付けて設置するタイプと、エアコン本体に引っ掛けて設置する吊り下げタイプがあります。
吊り下げタイプは、エアコン本体に引っ掛けたり取り付けたりして安定して取り付けられるので、落下の心配が少ないのも大きなメリットです。
各エアコンの形状によっては、適さないものもございますので、エアコンの形状にあった風除けを選びましょう。
2-3.配置の工夫
もし可能であれば、デスクや椅子の配置を見直すことも有効です。
エアコンの吹き出し口から直接風が当たらない位置にデスクを移動させることで、冷房風直撃のリスクを減らせます。
さらに、風が直接当たりやすい場所には観葉植物を置くことで、自然な風の拡散を促進し、冷房の風直撃を防ぐことができます。
まとめ
これらの対策を実施することで、オフィス内での冷房の直接当たることを防ぎ、快適で健康的なオフィス環境を実現することができます。冷房と上手に付き合っていきたいですね。