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省エネ

【ZEB③】ZEBを実現するには

省エネ

1.はじめに 

ZEBについて、これまでの記事はこちらから ⇒  【ZEB①】ZEBってなに? 
                        【ZEB②】メリット・デメリット


今回は、具体的にどのようにZEBを実現すればよいのか説明していきます。
ZEBの実現には、主に2つの技術が必要になります。

1つは、消費エネルギーを減らすための技術(省エネ技術)。もう1つは、エネルギーを創るための技術(創エネ技術)です。

2.省エネ技術

まずは、省エネ技術についてみていきましょう。
省エネ技術は、さらにパッシブ技術とアクティブ技術にわけられます。 

2-1.パッシブ技術 

パッシブ技術はエネルギーを極力使わなくていいようにする技術です。
例えば、建物の壁などの高断熱化日射の遮蔽自然換気昼光の利用といったものがあります。エネルギー需要そのものを減らすことで、導入設備を小容量化し、運用時のコスト低減にもつながります。 

2-2.アクティブ技術 

アクティブ技術は、機器や設備をより効率の良いものにして、エネルギーを無駄なく上手に使う技術です。
例としては、高効率空調換気照明給湯システムの導入などがあります。 

3.創エネ技術 

次に創エネ技術についてです。
主に再生可能エネルギーを活用し、建物内でエネルギーを生成します。太陽光発電が典型的な創エネ技術です。

4.運用段階ではエネマネ技術 

また、建物の運用段階では、どこにエネルギーの無駄が発生しているか、どのように効率的に設備を運用するかなど、エネルギーをマネジメントする技術(エネマネ技術)も重要です。 

5. 一人ひとりの省エネ意識 

さらに重要なのは、建物で過ごす一人ひとりの日々の習慣と意識です。

空調の適切な利用、ムダな電気は小まめに切るなど、個人でもできることは沢山あります。
省エネ意識を高めて、身近な取り組みを徹底すればZEB化に繋がるでしょう。

6.まとめ 

ZEBを検討する際には、建築計画の段階から専門家と協議を行い、適切な技術の導入について相談することが必要です。 

ZEB 建物全体のイメージ図 
出典:ZEB PORTAL(環境省)(https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/06.html)を加工して作成 

 
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